風水の方位の調べ方を説明します。
家のどちらが北で南なのかなど八方位を調べないと「気」の流れがつかめず、風水を有効に活用できませんので方位の正確な調べ方は風水のポイントとなってきます。また家相を判断する場合にも方位をしっかり押さえておかないと正確な判断ができません。
方位を調べるには家の中心(太極)から方位磁石で方位を調べる必要があり、まずは方位を調べるために中心(太極)を調べる方法をご紹介します。
中心(太極)を調べる二つの方法
風水では家全体の中心と部屋の中心が大切になってきますので、中心の二つの調べ方を解説します。中心の範囲は約1メートル以内と考えてください。
正確な建築図面を書く方法
①まず厚紙を用意し定規で間取りを壁に沿って正確に書いていき、図面の外枠に沿って切る
ベランダ、バルコニー、ポーチなどは図面に書かないで切り落としてください。見取り図がない場合は外壁を測ってください。
②切り取った厚紙の平面図を先端がとがった物の上にのせて、釣り合ったところが中心です。
鉛筆やボールペンなどで結構です。
間取り図から家の中心を割り出す方法
間取り図上の四隅から対角線を引いた時に線と線が交差する点が家の太極(中心)となります。
張りや欠けがある場合は張っている部分を切り取って、欠けがあるなら欠けがある部分を補充してから、中心を出してください。
- 欠けはは欠けている部分を補充して中心を出す
- 上記の対角線の交わった部分が中心
- 張りは切り取って中心を出す
方位の調べ方
①家の中心がわかったらその中心に立ち方位磁石を持ちまず真北を調べ、南北線を書きます
②次に南北線と直角に交わる東西線を書きます。南北と東西の線が正中線です。
③正中線から15度ずつ傾いた線をひくと東西南北が30度幅、それ以外の方位は60度となります。
東西南北の30度幅四正方位と東北(鬼門)、東南、南西(裏鬼門)、北西の60度幅を四隅方位といい、この八つの方位が風水では重要になってきます。
注意点
・テレビやレンジなどの電化製品のスイッチが入ってる場合は磁石に影響して正確な方位が測れない可能性がありますので、測る前に電源を切るか一時的にブレーカーを落として測ってください。
・高圧線、線路際などが近くにあると磁力が狂うことがあります。
・地面に直接、方位磁石や羅罫盤(らけいばん)を置かない。
地図から真北を調べ、そこから磁北を割り出すことも可能。
八方位は地図上の北ではなく磁北を使うため、実際の建築図面や地図の真北(しんぼく)と異なります。
地図上の真北を調べ、東京に住んでいるならそこから7度ほど西に傾けてくださいそこが磁北になります。
札幌は9.5度 仙台は8.0度 東京7.0度 大阪6.18度 広島6.5度 福岡6.4度 沖縄は4.0度傾けてください。